
日本における技術流出の実態とその対策
2024年9月30日2025年1月27日 第36回経済安全保障勉強会
わが国経済は、長引くデフレからようやく脱却しつつあるなど明るい兆しが見えている。
しかし、依然、少子高齢化と人口減少は止まらず、国力の根幹たる経済力や科学技術力の相対的な地位は下落傾向にある。加えて、わが国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増すと共に、米国の政権交代、韓国の政情不安など、不透明感が漂う中で、わが国の自律性と優位性・不可欠性を維持・獲得する必要性は否応にも高まっている。
国際情勢を見据え、今後、いかなる経済安全保障政策を講じていくのかを語る。

衆議院議員
小林 鷹之
1999年東京大学法学部卒業後、財務省入省、03年ハーバード大学院修了。
財務省理財局総務課長補佐、在米日本国大使館書記官を経て、12年第46回衆議院議員総選挙で初当選(現在5期)。
16年防衛大臣政務官、21年経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(科学技術・宇宙)。
現在、衆議院財務金融委員会 筆頭理事等、党経済安全保障推進本部長、日・グローバルサウス連携本部長等。
著書「宇宙ビジネス新時代! 解説『宇宙資源法』」(2022年、第一法規株式会社)、「世界をリードする国へ」(2024年、PHP研究所)