「経済安全保障リスクと企業経営」企業を取り巻く経済安全保障対応と体制構築 <2024年4月24日開催>
2024年7月1日ポスト・チャイナの時代に向けた「インド」の戦略的重要性
2024年9月30日2023年6月21日 第23回経済安全保障勉強会
5月19日から3日間にわたって開催されたG7広島サミット。ウクライナのゼレンスキー大統領が参加するなど、政治的にも経済的にも大きなインパクトがありました。発表された「経済的強靭性及び経済安全保障に関するG7首脳声明」では、強靭なサプライチェーンの構築をグローバルに推進することと、国際的なルールを損なう有害行為への懸念が改めて提示されています。
今回の経済安全保障勉強会《前編》では、近年とくに関心が集まっている3つのトピック(経済的威圧、半導体、先端技術)を取り上げました。講師にお招きしたのは、グローバルな経済安全保障の第一人者である東京大学先端科学技術研究センター 特任講師の井形 彬先生。併せてFRONTEO取締役山本麻理からは、「中国 陝西省による株主支配例」についてFRONTEOのAIを用いた解析事例を紹介しました。
東京大学先端科学技術研究センター 特任講師
井形 彬
米国シンクタンクのパシフィック・フォーラムAdjunct Senior Fellowや、豪州戦略政策研究所(ASPI)Senior Fellow、国際議員連盟の「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」経済安保政策アドバイザーを兼務。また、食料安全保障の観点から細胞農業研究会の事務局長として産学官の議論をまとめる。その他様々な立場から日本の政府、省庁、民間企業に対してアドバイスを行う。専門分野は、経済安全保障、人権外交、インド太平洋における国際政治、日本の外交・安全保障政策。
株式会社FRONTEO
取締役/AIソリューション事業統轄 兼 社長室長
山本 麻理
広告代理店に入社後、リスクマネジメント会社に在籍。メンタルヘルスケア事業を立上げ、事業計画、商品開発、マーケティング、営業戦略を実行し業界トップシェアへと導く。2014年に同社取締役に就任し、2017年に東証一部上場を実現。2018年12月より株式会社FRONTEOに参画、2020年取締役に就任しAIソリューション事業全域を管掌・指揮。