2023年8月の経済安全保障勉強会は、6月に実施した「経済安全保障に関する海外の最新動向」の後編にあたります。G7広島サミットを経て一層機運の高まる経済安全保障対策において、諸外国はどのような動きを見せているのか。後編では米国における対中投資規制の話題を中心に、存在感を増してきたQUADの最新事情、新たに出てきたディスインフォメーション(偽情報)の対策リスクなど、企業が経済安全保障対策に取り入れるべきポイントを取り上げました。前編に引き続き、解説していただくのはグローバルな経済安全保障の第一人者である東京大学先端科学技術研究センター 特任講師の井形 彬先生。併せてFRONTEO取締役山本麻理からは、「デカップリングされていない米国企業と中国企業の実情」についてFRONTEOのAIを用いた解析事例を紹介しました。