5月19日から3日間にわたって開催されたG7広島サミット。ウクライナのゼレンスキー大統領が参加するなど、政治的にも経済的にも大きなインパクトがありました。発表された「経済的強靭性及び経済安全保障に関するG7首脳声明」では、強靭なサプライチェーンの構築をグローバルに推進することと、国際的なルールを損なう有害行為への懸念が改めて提示されています。
今回の経済安全保障勉強会《前編》では、近年とくに関心が集まっている3つのトピック(経済的威圧、半導体、先端技術)を取り上げました。講師にお招きしたのは、グローバルな経済安全保障の第一人者である東京大学先端科学技術研究センター 特任講師の井形 彬先生。併せてFRONTEO取締役山本麻理からは、「中国 陝西省による株主支配例」についてFRONTEOのAIを用いた解析事例を紹介しました。